ISID IT Solution Innovator株式会社電通国際情報サービス

サイト内検索

ホーム > ソリューション > 製品開発ソリューション > CAE > MSC Nastran/MD Nastran概要

ソリューション

汎用構造解析ソルバー MSC Nastran/MD Nastran

概要

MSC Nastran

有限要素法を用いたMSC Nastranは、世界で圧倒的シェアを持つ汎用構造解析プログラムのスタンダードです。その誕生は1965年、現在の米国MSC.Software Corporationの前身である米国The MacNeal-Schwendler Corporationの創設者、マクニール博士とシュウェンドラー博士が、当時NASA (The National Aeronautics and Space Administration)で行なわれていた、航空機の機体強度をコンピュータ上で解析することをテーマとした「有限要素法プログラム作成プロジェクト」に参画したことに始まります。そこで作成されたプログラムはNASTRAN(NASA Structural Analysis Program)と命名され、1971年にThe MacNeal-Schwendler CorporationからMSC Nastran として一般商業用にリリースされました。以来、数多くの研究機関や企業において、航空宇宙、自動車、造船、機械、建築、土木などの様々な分野の構造解析に広く利用されています。また各分野からの高度な技術的要求とコンピュータの発展に対応するために、常にプログラムの改善と機能拡張を続けています。

部品レベルから複雑な構造物全体まで、幅広い範囲の解析が可能

MSC Nastran は、部品単品レベルから複雑な構造物全体に至る幅広い範囲を対象とした解析が可能です。まず、基本解析機能として線形静解析、実固有値解析、線形座屈解析、種々の動解析および伝熱解析があります。そして、3次元接触解析をはじめとする非線形解析機能、設計作業の効率化と自動化を目的とした設計最適化機能などの数多くのオプション機能があります。さらに、DMAPを用いたプログラムのカスタマイズなども可能です。

解析モデルの複雑化、大規模化に対応

近年のコンピュータ性能の向上やプリポスト製品の機能向上に伴い、解析モデルはさらに大規模化しています。MSC Nastran ではスーパーエレメント機能、ACMS機能、およびDMP(分散パラレルコンピューティング機能)により大幅な解析時間の短縮といった解析効率の改善を実現しています。

MD Nastran

MD Nastranは、MSC Nastran、Marc、Dytran、LS-Dynaなど最高クラスの解析ソルバー技術を1つの環境に統合した、複合領域シミュレーションを可能にするエンタープライズソリューションです。MD Nastranは、今日のマーケットにおいて最も広範なシミュレーションと高度な解析機能を提供します。

MD Nastranを使用すれば、設計プロセスにおける様々な解析を一つの共有モデルで実行し、また複数のエンジニアや部署でその情報を共有することができます。コストのかかるフィジカルプロトタイプにのみ依存することなく、設計が実現象においてどのように動作するかシミュレーションで検証することができます。MD Nastranの統合された複合領域シミュレーション機能により、考えられる種々の条件で製品性能を仮想的に検証できるので、エンジニアは設計に自信を持つことができます。

MD Nastranは、従来のMSC Nastranの解析機能に加えて、統合された複合領域シミュレーション機能より、従来の線形静解析、様々な動解析、設計最適化解析、熱解析、3D接触を含む高度な陰解法非線形解析、衝突・衝撃解析、さらに落下解析などの高速現象のための陽解法非線形解析など、様々な領域のシミュレーションを正確により速く実行でき、すばやい設計判断を支援します。